リーダー選びの条件|組織を強化するリーダーの選び方について

「リーダー選びに悩んでいませんか?」

今回はこんな問いかけに対する答えとして
「組織を強化するリーダー選びの条件」を解説して行きたいと思います。

組織にとって、リーダーは重要な存在です。
誰をリーダーに選ぶべきかという判断は、事業の成功や組織の強化に大きな影響を与えます。

今回のタイトルは「組織を強化するリーダー選びの条件」です。

皆さんは普段、どの様な条件をクリアしている社員をリーダーに選出する判断をしているのでしょうか。おそらく「条件」については、企業文化や求めるリーダー像によってそれぞれの選出基準を設けていらっしゃるかと思います。

一方で、これからの時代どの様なリーダーが求められるのか。そもそも今の選出基準のままでいいのか。この様な疑問は少なからずあるかと思います。

これらの疑問に答える形で、「組織を強化するリーダー選びの条件」を解説して行きたいと思います。

良いリーダーの定義

組織を強化するには、良いリーダーを選出する必要があります。では、「良いリーダー」とはどの様なリーダーなのでしょうか。

企業のリーダーにおいては「組織のパフォーマンスを継続的に出すことができるリーダー」が、良いリーダーであると考えます。

この考えには重要なポイントが2つあります。

つ目は「組織の」という点です。組織には個人の成果が高い人材がいるかもしれません。自分の勝ちパターンを理解し、型を持っているから再現性高くパフォーマンスできている優秀な人材です。

ただ、リーダーにおいては、組織を牽引する立場にいます。個人で成果を出す事ができても、組織を牽引して成果を出す事はできない事も少なくありません。個人で成果を出す事と、組織で成果を出す事は訳が違うのです。

つ目は「継続的に」という点です。瞬間風速的に成果を出すのではなく「出し続ける」のです。継続的に成果を出すには、メンバーをうまく組織し、牽引していかなければなりません。メンバーのエンゲージメントを高く保ち、効果的な配置で、PDCAを機能させ続けている状態こそ、成果を継続的に出す事ができると考えます。

ここで言うエンゲージメントとは、「メンバーと組織が一体となり、双方の成長に貢献し合う関係」の事を指します。

リーダー選びの現状

では、現状のリーダー選びの実態はどうなのでしょうか。

現状のリーダー選出基準の50~70%は、条件に欠けていると推定されます。なぜなら、個人の成果や勤務歴、ビジネス知識が選出基準とされており、リーダーシップスキルについてはあまり考慮されていないからです。

リーダーにしてはいけない人の特徴は主に3つあります。

1つ目は「阻害的なタイプ」です。
問題が起こるとコミュニケーションが減ったり、疑い深くなったり、他者との距離を広げたくなる傾向にあります。

不測の事態や問題が起こった時に、リーダーから率先して対応しようとせずに、メンバーと距離を置いたり、コミュニケーションが減るタイプではないですか??

2つ目は「攻撃的なタイプ」です。
感情の起伏が激しく、自身のアンガーマネージメントができていない傾向にあります。

リーダーという立場を責任と捉えずに、部下を支配しようと威張るタイプではないですか??

3つ目が「迎合的なタイプ」です。上司へのご機嫌取りをしたり、過度に同調したりする傾向にあります。

上司の機嫌ばかりを気にしていたり、同調を気にしすぎて言うべきことを言えないタイプではないですか??

大量生産時代は、指示命令を基本とし、成果をあげる上では「支配型のリーダー」が有効に機能していました。

現代のビジネスでは環境が大きく変化しています。多様なメンバー1人ひとりの特徴を生かし、個々が持つ専門性を伸ばしながら成果につなげていく為には、組織のメンバーから信頼された上で、組織を活性化させていくリーダーが求められるのです。

リーダー選出の条件

また近年では、若手がリーダーになりたがらない傾向にあります。

そこでまずは、リーダーに求められる「野心・利他・責任」という潜在性の高い特性を持つ若手社員を見極めることが重要です。

特に、メンバーの意欲や環境を整える奉仕性、尽くす力で仕事の能率を上げる「奉仕型のリーダー」がこれからの時代に求められます。

奉仕型リーダーの条件

では、奉仕型リーダーにはどの様な条件があるのでしょうか。その条件を紹介致します。

自己理解が進んでいる

自分が認識している自分と、他人から見た自分の乖離が少ない人は、自己理解が進んでいると言えるでしょう。内省力があるとも言えます。

リーダーの仕事は長丁場です。その間、組織の誰よりも有能であり続け、成果を出し続ける事は現実的には不可能です。上手くいかない事もあるでしょうし、苦手とする事もあって当然です。

時には自分の弱さをメンバーに晒す事は、むしろリーダーの人間味として、好意的に受け入れられる事もあります。逆にメンバーからの支援を得やすくなり、さらにチームワークが発揮されることさえあります。

自分の弱さを晒すことは、自己理解が進んでいないとできない事でもあります。

他人の評価と自己認識にズレがある方ではありませんか??

積極的に他者依存している

リーダーシップは「目標に向かって相手を鼓舞する事で、人を動かすこと」と言う事ができます。

指示命令を基本とした時代は、その支配力を持って「人を動かす」ことで成果をあげる事ができました。しかし現代では「人を動かす」と言う事は簡単ではありません。指示命令では、組織の成果は最大化しないからです。

そこで 積極的に他者依存しているかどうか が、重要になります。

自分が関与すべき事を見極め、時間と労力の使い方にメリハリをつける事。全てを把握し関わろうとしない事です。他者の知識や知恵を積極的に頼りながら、物事を決める事で成果をあげるという考え方は、自分一人で頑張ろうとするのではなく、チームで成果をあげる事に繋がります。

積極的な他者依存は、メンバーの特性を把握することができ、いずれ、「特性」に適した配置・委譲をする事に活きてきます。無責任に仕事を任せるのではなく、相手の特性を理解する事が「人を動かす」事に繋がるのです。

自分一人で頑張ろうとするのではなく、チームで成果をあげれていますか??

まとめ

今回は、「組織を強化するリーダー選びの条件」というタイトルで、これからのリーダーの選出条件を解説しました。これまでは、企業文化に合わせて受け継がれてきた選出条件を用いてリーダーを選出してきたかと思います。

組織の状況や目指す姿によってリーダー像は様々です。どの組織にもあてはまる、一律なリーダーを見つけることは、現実的ではありません。とはいえ、科学的に言語化されたリーダーは存在します。

今こそ、新たな意図をもったリーダー選出に、それぞれの企業が挑戦していくべきではないでしょうか。

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