リーダーシップを高める為の4つの方法

リーダーシップとは、リーダーだけが求められるスキルでしょうか。

こんにちは!

いきなりですが、
リーダーシップってリーダーだけに必要なものでしょうか??

答えはNoです。

今の時代は、組織を牽引するリーダーの立場にいない人にも、リーダーシップが求められいます。

技術開発や自動化などによって単純労働がAIに取って代わっています。
人類はこれまで以上に知的労働が求められているのです。

そんな知的労働に必要なのが「リーダーシップ」です。

知的労働には、個人単位で行動管理し目標を達成する能力が必要です。
リーダーシップの本質は「行動目標・計画を設定し、改善を繰り返し、目標達成を実現させる事」です。組織で行うか、個人で行うかの違いがあるだけで、本質は同じなのです。

これまでは生まれ持ったスキルとされてきたリーダーシップですが、
最近の研究では、リーダーシップは身に付けられるスキルとして発表されています。

今後の全ビジネスパーソンに求められるのは、
どれだけリーダーシップを発揮できるかというスキルだと断言します。

そこで今回はあなたの会社の全社員に見せたい、
リーダーシップを高める為の4つの方法を解説していきます。

全社員がリーダーシップを身につけることで

・自責で考えることができ

・主体性も持った行動ができ

・目指すべき方向へと組織を動かしてくれる

そんな意欲に溢れた社員ばかりの会社は、成長すること間違いないですよね。

ぜひご覧ください。

ビジョニング

明確な目標設定によって、組織が進むべき方法を示す事が「ビジョニング」です。

目標を達成する為に、組織のメンバーが理解できる計画を立てます。
また計画は、不測の事態に備えた代替案を準備しておく事も必要ですよね。

偉大なリーダー達は非常に野心的な目標を設定します。
例えその目標が人に嘲笑される様な目標だとしても、
目標に向かって働き続ける自信が彼らにはあるのです。

①目標達成や組織が成功しているイメージを持つ
②成功から期待される組織像、リーダー像とは何かを言語化する
③言語化した期待を元に、客観的な評価基準を設ける
④評価基準を日々の行動に取り入れて自己評価をする
⑤ビジョンが組織に浸透しているか、日々確認する

変わらないビジョンを元に、自分の位置を確認・評価し、行動に移す。

このルーティンはリーダーシップを高める方法の一つです。

意思決定・決断力

リーダーシップを発揮するには、素早く的確な決断力が必要です。

優柔不断な態度をとるリーダーに、ついていきたいと思うフォロワーはいないでしょう。

時には正しい判断かどうかわからない状態での決断を迫られる事もあるかもしれません。
それでもフォロワーを引っ張っていける自信も必要なのです。

意思決定のスキルを磨くには4つのポイントがあります。

①意思決定を先延ばししない
②安易に妥協しない
③明確な原則を持つ
④臨機応変に対応する

リーダーは常に厳しい決断を下さなければなりません。

この4つのポイントを常に意識して行動すれば、意思決定スキル向上につながります。

チームビルディング

メンバーの気持ちをひとつにして、目標に向かう組織づくりが「チームビルディング」です。

リーダーシップを発揮するには、リーダー自身のモチベーションだけでなく、メンバーのモチベーションも管理できる力が必要です。

メンバーの目標に対する達成度合いや、活動内容を把握し
組織のベクトルを揃える事で、メンバーのモチベーションを維持し、組織全体を活性化する事ができます。

チームビルティングには以下の方法があります。

・コミュニケーションを促すミーティングを開催する
・社員旅行やレクリエーションなどで体験を共有する
・チームビルディングを目的にしたセミナーを受ける

社員旅行や、研修などを受ける目的には、チームビルディングがある事を忘れてはいけません。共通の体験をする事で、メンバー間のコミュニケーションを促し同じベクトルに向ける事ができます。

コミュニケーション能力

ビジネスパーソンとして身に付けておきたいコミュニケーション能力と、
リーダーシップを発揮する為に身に付けておきたいコミュニケーション能力は異なります。

リーダーシップを発揮する為には
「人が動くための」コミュニケーション能力が必要となります。

指示によって能動的に人が動くのではなく、
指示がなくても主体的に人が動くようなコミュニケーションです。

例えば、部下に仕事を任せるという時に使うコミュニケーションです。

部下が主体的に動くようになる為には、部下の満足感や充実感を向上させる必要があります。

  「〇〇をやってくれて、ありがとう。助かったよ。」

と、誰も気づかないような事も気づいて、
感謝を伝えてくれるリーダーがいると、部下はまた力になりたいと思うのではないでしょうか。

※褒め方に関してはとても奥が深いので、また別の記事でお伝えしますね。

能力や価値観、立場の異なるメンバーを牽引する上で、
互いに信頼関係を築く事は不可欠な要素です。

特に今日では、ビジネスで使われるツールも多様化しています。

メールや電話、テレビ電話会議など、
どのような環境でもメンバーの意見を汲み取り、
組織を発展させるコミュニケーションが必要なのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

これからの全ビジネパーソンに求められるリーダーシップについて、高める方法を4つ解説しました。

・ビジョニング
・意思決定・決断力
・チームビルディング
・人を動かすコミュニケーション能力

これらを理解して仕事をするのと、理解しないで仕事をするのでは、
何年後かに大きな差がついている事は間違いないです。

発展的な組織にする為にも、今からリーダーシップの向上を目的にした社員教育を検討してみてはいかがでしょうか。