「うちの会社、社長がいまいちなんだよなー」
「給料が上がればなー」
こんな不平不満を吐く迷惑社員、会社にいませんか?
社員教育の為に様々な指導や取り組みに力を入れている経営者の方は多いですが、
「社員自身の考え方がなかなか変わらない…」「どのように教育を継続していけば良いか…」
そんなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、迷惑社員の特徴と社員を『人財』に教育していく過程で最も重要なことを解説していきますね。
1.もしかして迷惑社員!?その特徴と社員教育
2.社員教育としての研修の役割とは
3.企業にとって人財とは
4.まとめ
1.もしかして迷惑社員!?その特徴と社員教育
1-1.迷惑社員の特徴
あなたの会社にこんな社員はいませんか?
・売上未達や心配を上司や部下、環境のせいにする
・自分はできるが、リーダー候補への教育ができていない
・過去の成功体験しか語れない
・受け身で部下が困っているのを放置している
・マネジメントは基本、気合と根性
このような、会社の成長を妨げる人材への対応に苦しむ会社も多いのではないでしょうか。
会社という組織は人と人が集まってできているもの。
つまり企業の成長は人材が肝です。
様々な社員教育の問題にどのような対応を会社としてすべきなのか…
あなたは社員教育をどのように行っていますか?そしてその教育方法は適切ですか?
1-2.そもそも社員教育に必要なこととは?
会社をダメにする迷惑社員は、あたかも自分に問題はなく部下や上司、
環境のせいにしてしまう、つまり他責にしている人がほとんどです。
組織を変化させていく上で、
まずはそういった個人の考え方から変化していかなければいけません。
人のせいにしないマインドを育成することが社員教育において重要なことの一つなのです。
前述した迷惑社員を、会社に貢献する『人財(じんざい)』に育てていくためには、
他責にしない、自分事として物事を捉えるインサイドアウトの考え方を身につけさせることが効果的です。つまり、マインド作りから教育していくことが『人財』教育の近道と言えるでしょう。
2.社員教育としての研修
2-1.迷惑社員から『人財』へ
実は会社で重宝される社員は、
思いやりや感謝の心、貢献心といった『心』を持っている人です。
なぜなら、こういった社員は長く成果を出し続ける傾向があるからです。
「人のせいにしない」の考え方で思いやりを持って相手の立場になることができれば、
「この人に喜んでもらうためにはどうしたらいいだろう」と、
工夫してアイデアを出すようになります。
いい仕事をするには相手の立場でどれだけ考えられるか?こういった目の前の相手を思いやる、という少しの意識改革だけでも、人は大きく変わります。これが当たり前にできるようになると迷惑社員から人財に変わっていくことでしょう。
2-2.研修の役割とは
社員教育といえば、真っ先に思い浮かぶのは社員研修ではないでしょうか。ある調査会社のデータによると約96%もの企業が新入社員研修を導入し、続いて初級管理者研修、中堅社員研修が70%代となっています。この3つの研修を例にとって研修の目的を考えてみましょう。
学生から社会人になるにあたってのビジネス基礎を学ぶ研修です。ビジネスマナーはもちろんですが、学生から社会人という責任ある立場になることへの意識改革も大きな役割です。また、新入社員の退職理由で最も多いのが、入社した会社についての理解不足や業務内容の理解不足で「自分に合わない」と感じて辞める、というものです。ミスマッチを防ぐためにも、新入社員研修を導入している企業も多いでしょう。
今までプレイヤーとして働き、後輩の指導や上司とのコミュニケーション等をこなしてきた社員が、初めて部下やチームを持ち成果を出すことを期待されたときに役立つ研修です。マネジメントに関してや立場や役割を知ってもらうことができ、これからの会社の中枢を担う社員が受けています。
会社の中核として働き、次世代のリーダーとなる社員に向けた研修です。実務においては精通しているが、マネジメントの経験は浅いため、まずは自分の立ち位置や責任を把握してもらい、会社の将来を担う人財にしていくために導入している企業が増加しています。
継続的な教育を行うためにも研修はとても有効な手段のため、既に多くの企業が導入していますよね。
ただ、効果的な教育を考えていく上での前提として、人は忘れる生き物です。
一回の研修で変われる事など到底ありません。社内外の研修や先輩、上司からの指導で繰り返し、繰り返し伝え続ける根気強さが必要になります。
3.企業にとって人財とは
AIが台頭し競争が激化していく今後の世界で、
もはや迷惑社員に頭を悩ませている暇はありません。
人財は文字通り会社の宝です。
あなたが社員の能力を磨く機会を作れば作る程、社員は自分の価値に気づき、
より良くしようと行動し、宝石のように輝いていくでしょう。
あなたの会社をより成長させよう、社会的価値を創造しようと思うのであれば、一番に投資すべきは社員教育なのです。
4.会社のことを自分ごとで考えている社員は何人います か?
あなたが人材育成に悩まれているなら、社員を研修に送り出すのも
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